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            こちらは前面衝突のお車です。 
            フロントパネルが凹み、グリルが割れて取れてしまっています。 
            ナンバープレートは折れ曲がっていますが、一見バンパー自体は変形がないようにも見えますね。 
             
            (マウスポインタを載せると画像が変わります。) | 
          
          
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            バンパーが付いているときは分かりませんが、外してみるとクロスメンバはかなり凹んでいます。 
             
            (クリックすると拡大します。) 
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            まずはフレーム修正機でメンバ自体を粗出しです。 
            (溶接されている鉄ですので、ある程度元に戻す事により引っ張られていた部分も元に戻ります。) 
             
            次はドリルで溶接箇所に穴を空けていきます。 | 
          
          
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            するとこんな感じで綺麗(?)に外れました! 
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            並べてみると一目瞭然ですね。 
             
            そして装着! 
            バランスを見てスポット溶接で固定します。 | 
          
          
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            クロスメンバの板金が終わりましたらパネルの修正に移ります。ボンネットやフロントパネルは面積が大きく、プレスライン(鉄板の曲がり目)が少ないため非常に鉄板が延びやすく、とても技術のいる作業です。 
             
            一方に引きながらスライドハンマーで平らに...、 
            これが職人技です! | 
          
          
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            板金作業が終わり、ある程度平らになりましたら、後はパテです。 
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            パテはアルミパテ、板金パテ、ポリパテの三種類を使用し、平らに仕上げていきます。 
             
            平らになりましたらサフェーサで細かい傷を埋めます。 | 
          
          
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            サフェーサの部分とフロントパネル全体を脱脂するため、コンパウンドを用いて磨きます。 
             
            その時、微調色も同時進行で行います。 | 
          
          
             
            そして塗装です。 
            塗装は下のクロスメンバも一緒に塗装します。 
             
            
            
             
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            塗装面を焼き付け後バンパーやラジエータグリル、ウインカーなどを組み付けていきます。 | 
          
          
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            磨き作業後、洗車、ライト点検などを行い完成です。 |